0515

言葉にピンを刺して軽く固定しているような感覚で日記をつけておけば、外部からの情報や雑念に必要以上にとらわれずに済むような気がする。流動的に前に進んでいこうとする流れのなかで、こぼれ落ちるものに対してどこまで親身になる必要があるのか迷うこともあるけれど、時間が有限であることと人の記憶のキャパシティにも制限があること、それらはどちらも確かなことだから。杭を打ち込むほどの執着はいらなくて、軽くピンでとめるくらいがちょうどいい。言葉だけがツールじゃ無いということを楽しみたい。